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介護用語集

廃用症候群

【はいようしょうこうぐん】

 

生活不活発病ともいう。入院等で安静状態が長期に渡って続く事によって生活が不活発になり、さまざまな心身の機能が低下した状態。特に病床で寝たきり状態でいることによって起こる症状が多い。

 

症状としては、

 

1.)筋萎縮(筋肉の衰え)

2.)関節拘縮(関節の可動悪化)

3.)骨萎縮(骨の脆弱性進行)

4.)心機能低下(心拍出量の低下)

5.)起立性低血圧(急に立ち上がりによるふらつき)

6.)誤嚥性肺炎(唾液や食物の誤飲による肺炎)

7.)血栓塞栓症(血管中の血塊のつまり)

8.)うつ状態(精神的落ち込み)

9.)せん妄(軽度の意識混濁や錯乱)

10.)見当識障害(時間識、空間識の低下)

11.)圧迫性末梢神経障害(就寝時に神経が圧迫されることによる麻痺)

12.)逆流性食道炎(胃から食道への内容物の逆流による炎症)

13.)尿路結石・尿路感染症(腎臓、尿管、膀胱での胆石や細菌感染)

14.)褥瘡(床ずれによる皮膚の傷)

 

などが挙げられる。


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