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夕暮れ症候群

【ゆうぐれしょうこうぐん】

 

夕方(夕暮れの時間)になると、落ち着きをなくす、不安になって何度も同じことを繰り返す、帰り支度を始め、「家に帰る」と訴える、等の状態となること。こうした行動は、施設や病院にいる人だけでなく、自宅で暮らす高齢者、特に認知症高齢者に多くみられる。原因としては、自分が今いる場所や時間がわからなくなってしまっている可能性や、夕方時のあわただしい雰囲気になる影響を受けて、高齢者が落ち着かなくなること等が考えられている。
本症状は、ほかのことに意識が向いている時には起こりにくいため、対処方法としては「声かけ」や「ほかのことに注意を向ける」ことが挙げられる。できるだけ一人にせず、できるだけ声をかけ、会話に意識を向けてもらう様にすることが有効である。

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